旧来より、人間は育てる文化を作ってきました。
畑作・稲作もしかり、森林もしかり。
サイクルの長短はさておき、循環を繰り返しながら人間の生活とは切り離せない関係を築いてきました。
植えるという行為は物づくりにとって礎となる大事な行為です。
山に植林を行い、収穫を行う基本になります。
植える行為を行った後、土壌に深く根付いた苗木を今後の成長を予測、計画しながら手入れを
行わなければいけません。
これは、子供の成長を手助けする親の教育と重なっています。この先何十年後を見計らいながら
若年の成長の手助けをする重要な行為です。
大きく成長した優良木を収穫するために、我々は彼らに対する手間をかけることを惜しみません。
育てる手入れを一通り終えると次は収穫する時期を迎えます。
昭和40~50年代に植えられ育てられた木は大きく成長し、まさに今伐る時を迎えます。
劣性な木などおよそ3分の1を間引き伐採収穫する間伐と、すべてを伐採収穫する全伐があります。
近年機械化が進展し、大型重機による作業道の削設、立木の伐採造材搬出が出来るようになり、林業は成長産業といわれるようになりました。
また時代の変遷とともに木の用途も変化しています。
弊社はこの時代の変化を先取りし、大型高性能林業機械を導入しています。